「何かセルフケアをしたほうがいいのは分かっているけれど、何から始めたらいいですか?」
そんなお声を、日々の施術の中でよく耳にします。
特別なことをしなくても、毎日の中で少し意識を変えるだけで、体はゆるやかに整っていきます。
今回は、私たちスタッフ自身も続けている、そして患者様にもよくお伝えしているセルフケアとツボの習慣をご紹介します。

無理なく続けるために大切にしていること
私たちがセルフケアをお伝えするときに大切にしているのは、
「頑張りすぎないこと」です。
体のために良いことでも、続かなければ意味がありません。
その日の体調や気分に合わせて、できることを少しだけ取り入れる。
それくらいのゆるやかさが、結果的に長く続く養生につながると感じています。
スタッフも実践しているシンプルな養生習慣
①お腹や足元を冷やさない
冷えやすい方には、まず「守るケア」として温めることをお伝えしています。
腹巻きやレッグウォーマーなどを使って、
無理なく日常の中で体を冷やさない工夫をしています。
また、お腹や足元には、体を整えるうえで大切なツボも多くあります。
冷やさないことは、そうしたツボの働きを助けることにもつながります。
「しっかり温めなきゃ」と気負うよりも、
“冷やさない時間を増やす”意識がポイントです。
②1日1回、ゆっくり深呼吸
忙しい日ほど、呼吸が浅くなりがちです。
深くゆっくり呼吸をすることで、体の緊張がゆるみ、
巡りも整いやすくなります。
私たちも、合間にふっと一息つく時間を意識的につくるようにしています。
③湯船につかる時間を大切にする
シャワーだけで済ませてしまう日もあると思いますが、
できる日は湯船につかることで、体の芯から温まりやすくなります。
「毎日でなくてもいいので、できる日だけ」
それくらいの感覚で続けるのがおすすめです。
すぐに取り入れやすいおすすめのツボ
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの上、指4本分ほどの位置にあるツボです。
女性の体調を整えるツボとしてよく知られており、
冷えが気になる方にもおすすめです。
お風呂上がりや寝る前に、
「気持ちいい」と感じる程度にやさしく押してみてください。
合谷(ごうこく)
手の甲、親指と人差し指の骨が交わるあたりにあるツボです。
気の巡りを整えるとされ、
日中でも取り入れやすいのが特徴です。
仕事の合間などに、軽く押してリフレッシュするのもおすすめです。
関元(かんげん)
おへそから指4本分ほど下にある、お腹の中心のツボです。
体を内側から温める働きと関わりが深いとされ、
冷えが気になる方や、妊活中の方にもよく用いられます。
手のひらでそっと温めたり、やさしく触れるだけでも十分ですが、
冬場はカイロで温めるのもおすすめです。
じんわりとお腹から体が温まりやすくなります。
私たちも冬場はこのあたりを意識して温めることがあります。
「気持ちいい」と感じる強さで、リラックスしながら取り入れてみてください。

まとめ
セルフケアというと、特別なことをしなければいけないように感じるかもしれませんが、
日常の中にある小さな積み重ねが、体を整える大切な一歩になります。
「これならできそう」と思えるものを、
無理なく取り入れてみてください。
その積み重ねが、ご自身の体と向き合う時間にもつながっていきます。
「自分に合ったセルフケアが分からない」
「続けているのに変化を感じにくい」
そんなときは、一人で抱え込まずにご相談ください。
東洋一心堂では、お一人おひとりの体質や生活に合わせて、
無理なく続けられる養生やセルフケアをご提案しています。